中国の紡績業とアパレル業に国際金融危機の影響が現れています。
CCTVの報道によりますと、6日に閉幕した第104回広州中国輸出商品交易会の第三次展示会では、紡績商品が展示館の半分を占め、展示スペースも前回の倍となる8000ブースに増えました。しかし、出展者の中には、今回の交易会を楽観視していない人も少なくありません。
ジーンズや運動服などを欧米向けに輸出している広州省・中山大涌鎮は、去年の輸出額は2.7億元でしたが、今年は15%も落ち込みました。
11月1日より、紡績品の輸出税還付率は3ポイント上がり14%になりました。09年には中国紡績業の欧米市場向けの輸出割当制度が廃止されます。出展者の多くは来年に期待しています。
なお今回の交易会で、欧米の購買量は著しく減少しましたが、替わってロシア、東アジアなどの成約件数が大幅に増えました。(翻訳:黄恂恂、チェック:末永)
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