大陸の海峡両岸関係協会の陳雲林会長と台湾海峡交流基金会の江丙坤会長は4日、初めて台北で会談を行いました。両会長は、海峡両岸関係の発展を一層推進していくことで合意しました。
陳雲林会長は、「双方の共同の努力の下で、海峡両岸の人々が30年間も待ち望んでいた直接航路と郵便の開通が実現し、両地域の人的往来と経済貿易協力により便利なルートを提供した。現在、国際金融情勢が深刻化し、世界経済が減速している中、海峡両岸の同胞たちは手を携えなければならない。同時に海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会は、両地域の文化や社会の分野における交流を強めることについて積極的に協議する」と述べました。
これに対し、江丙坤会長は、「陳雲林会長が初めて台湾を訪問したことは、海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会が交流を強め、平等な立場に立っていることを表している。この中で、公共利益に関する多くの問題が効果的に解決された。両機構の今後の交流も、海峡両岸関係の安定にプラスとなるだろう」と語りました。
4日午後、陳雲林会長と江丙坤会長は、海峡両岸を直接繋ぐ海上運輸航路と平日の直行便の開通、郵政及び食品安全の4つの問題に関する協定に調印しました。(翻訳:洋)
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