パキスタンのメディアによりますと、ASEM・アジア欧州会議第7回首脳会議に出席しているパキスタンのギラニ首相は24日、北京で、アジアと欧州が協力を強化し、各種の課題に対応するよう呼びかけました。
ギラニ首相は会議で発言した際、「ASEM加盟国の人口やGDP・国内総生産はいずれも、全世界の半分以上に達している。これは、アジアと欧州が協力を強化し、テロリズムや気候変動、食品・エネルギー安全などの課題に対応するうえで良好な条件を提供している」と述べました。
また、国際金融危機については、国際社会に対して、発展途上国が今回の金融危機の中で受けた損失を十分に重視するよう呼びかけ、「短期的に見れば、国際社会は共同して国際金融市場の不安定を解消し、投資家の自信を取り戻させるとともに、発展途上国の経済建設を保護すべきだ。長い目で見れば、先進国は発展途上国と貿易や金融、投資などの分野で協力を強化しなければならない」と述べました。(翻訳:玉華)
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