中国労働組合第15回全国代表大会は17日午前、北京の人民大会堂で幕を開けました。中国の胡錦涛国家主席らが会場を訪れ祝賀の意を表したほか、1600人余りの代表が会議に出席しました。
中国最大の労働組合である中華全国総工会の王兆国会長は席上、「中華全国総工会は一連の法律の制定と修正に参加した。中華全国総工会が制定に関わった『労働契約法』と『就職促進法』は今年1月1日から実施され、中国の労働契約制度を一層完備させ、労働者の権益保護に法律の面で重要なサポートを提供した」と語りました。
王兆国会長はまた、「今後5年の活動の中で、出稼ぎ労働者の権益保護に重点を置き、これらの人々に対する訓練を強化し、その素質を向上させなければならない。出稼ぎ労働者が社会発展の成果を分かち合うことを確実に保障すべきだ」と強調しました。
(翻訳:洋)
|