中国共産党第17回中央委員会第3次全体会議が12日、「農村改革発展を促進する若干の重大問題の決定」という決議を採択して閉会しました。一部の海外のメディアは、これを重視し、農民の収入を増やし、農村経済の発展を促す歴史的な決定だとしています。

　13日付けのイギリスの新聞「フィナンシャル・タイムズ」の社説によりますと、この決議の採択は、中国農村部で行われている改革に法律的な支持を与えるものとなりました。この決定は、中国の農村が新しい時代に向かうためのきわめて重要なステップだとしてます。

　日本の「朝日新聞」は、13日、中国の農村における土地制度の現状を紹介しました。また、中国共産党中央の会議は、農業の大規模経営の実現に役立つ農村土地請負経営権の自由譲渡を間接に認めたとしています。（翻訳：任春生）