アメリカのブッシュ大統領は7日、「アメリカ経済は最終的に世界金融危機から立ち直ると信じている。しかし、回復には時間がかかり、しかも決して容易なことではない」と強調しました。
ブッシュ大統領はこの日ワシントン郊外で談話を発表し、「議会が先週採択した7000億ドルに上る金融安定化法は企業と個人の信用融資を支援することになっているが、効果が出るまでには時間がかかる。しかし、アメリカは現在の金融危機から立ち直るだろう」と述べました。
また、ブッシュ大統領はこの日午前、イギリス、フランスとイタリア首脳らと金融市場の安定化について電話で会談したということです。これについて、ホワイトハウスのペリーノ報道官は「ブッシュ大統領は主要8カ国(G8)会合の開催には明確な姿勢を示していないが、当面は10日の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に関心を寄せることにしている」と説明しました。(翻訳:洋)
|