ロシアのイタル・タス通信が2日に伝えたところによりますと、ロシアの東シベリアー太平洋石油パイプラインの中国支線の建設案は、すでに関連部門に提出され、近く確定するということです。
それによりますと、ロシアの石油パイプライン輸送会社の総裁はこの日、プーチン首相に活動報告をした際、「東シベリアー太平洋石油パイプラインの中国支線の建設案は、すでに制定した。中国側はそれに見合って、大慶を起点とする長さ約960キロのパイプラインの建設案を制定した」と語りました。
東シベリアー太平洋石油パイプラインは、西はタイシェトからスタートし、東は太平洋沿岸のコズミナ湾まで全長4000キロ余りあります。一期プロジェクトは全長2964キロで、タイシェトからアムール州のスコボロジノまで、年間設計輸送能力は3000万トンとなっています。一期プロジェクトは当初、今年10月から12月までに着工する予定となっていましたが、来年末に延期されました。プーチン首相は今年8月31日に、政府の公文書に調印し、このプロジェクトの建設を早めるよう求めています。(Yan)
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