アラブ首長国連邦のハミリエネルギー相は8日、「石油輸出国機構・OPECの政策は市場需要を満たすという基礎のもと作られたものだ」と強調しました。
ハミリエネルギー相は9日、ウィーンで行われるOPEC閣僚級会議に出席します。出発する前に、ハミリエネルギー相は、「今回の会議は石油価格下落後の生産量について討議する。市場の状況はOPECが生産量を決める上での絶対要素である。現在石油市場の供給が十分であり、経済協力開発機構のメンバー国の石油備蓄も過去5年の平均レベルに達している」と述べました。
また、OPECが減産するかどうかについては、「OPECの石油会社は石油価格の下落に影響されることなく、増産プロジェクトを引き続き実行する」と強調しました。(翻訳:ooeiei)
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