主要7カ国(G7)の財務相、中央銀行総裁は22日、声明を発表し、世界金融市場の安定を脅かす最近の金融危機が更に悪化することを全力で阻止するとしています。
アメリカ財務省はこの日ホームページで声明を発表しました。それによりますと、G7はこの日午前、電話会議を開き、金融市場の安定化を促し、信用不安に対処するためにアメリカがとった非常措置を歓迎し、「これは国際金融市場の混乱を回避するために極めて重要である」と指摘すると共に、「個別あるいは共同して、国際金融システムの安定のために必要なあらゆる措置をとる用意がある」としています。
声明は具体的にどんな行動を取るかについては触れませんでしたが、G7が現在の金融情勢に注目していることを示しています。声明はまた、「G7は国際金融システムを保護し、市場の正常な運営を促す共同の義務がある」としています。
G7には、アメリカのほか、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、そしてカナダの6カ国が含まれています。(翻訳:ooeiei)
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