チベット自治区チベット医院のドラドゥル院長は20日、ラサで記者会見し、「民族文化の継承と発展が非常に重視されていることから、チベット族の優れた文化としてのチベット医薬は大きな発展を遂げた」と強調しました。
ラサで開かれた「第1回民族伝統医薬博覧会」のハイレベルフォーラムで述べたものです。
ドラドゥル院長は「国と自治区政府はチベット医薬の研究と開発を非常に重視している。インフラ整備や人材育成に、これまで合わせて1000万元余りを投入し、著しい成果を上げた」と述べました。
現在、チベットでチベット医薬に関する医療機関は18ヶ所、職員は約2000人おり、治療レベルは絶えず向上しています。また、製薬メーカーはおよそ360種のチベット薬を生産することができ、去年の生産額は6.6億元に上っています。
民族の医薬文化の発揚を目的にした第1回民族伝統医薬博覧会は20日に、ラサで始まりました。(翻訳 朱丹陽)
|