中国で有害物質が入った粉ミルクを飲んで乳児が腎臓結石になった事件を受けて、中国国務院は18日、食品の品質検査免除制度を撤廃すると発表しました。
中国国務院は、1999年12月に発表した「品質安全強化に関する若干問題の決定」に食品の検査免除に関する内容を盛り込んでいますが、今回の事件により、この内容を撤廃したものです。
国務院はその上で、各地、各関連部門に対し「食品安全に関する法律や法規にしたがって検査、監督を強化するよう」要求しました。(翻訳:鵬)