13日から、アメリカ南部と中西部を大型ハリケーン「アイク」が襲いました。15日までに被害は9つの州におよび、27人が死亡、およそ数百万世帯が停電となりました。関連部門は災害地の救援活動にあたっています。
アメリカ気象当局によると、「アイク」は15日北上し、カナダに上陸しました。しかしながら、「アイク」は長期的な影響をもたらし、被災地の全面復興には時間がかかると見られています。当面の問題は、死亡者数が増える可能性があること、そしてガソリンや生活用品および医療品などが不足することです。
アメリカのブッシュ大統領は16日、テキサス州を視察し、連邦政府やアメリカ陸軍も、物資運送や航路整理などの救災活動に参加しました。
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