アメリカの気象部門の予測によりますと、ハリケーン「グスタフ」が1日の昼、ルイジアナ州ニューオーリンズ市西部に上陸するということです。アメリカの沿岸地区では8月31日から全面的な警戒態勢に入り、百万以上の住民が避難しています。このほか、メキシコ湾沿岸の石油生産も全面停止しています。
また、今回のハリケーンの影響で、アメリカメキシコ湾地区にある96%の石油生産施設と82%の天然ガス生産施設が閉鎖されました。これを受けて1日のニューヨーク市場の原油先物価格は上昇しました。
さらに、アメリカ気象局によりますと、今回の「グスタフ」の危険性は3年前に発生した「カトリーナ」とほぼ同じだということです。ブッシュ大統領はすでに、ルイジアナ州を含めた4つの州が緊急状態に入ったと発表しました。
(翻訳 朱丹陽)
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