インド原子力委員会のアニル・カコダカル委員長は25日、「インドは核エネルギー分野で国際社会に協力したい。しかし、そのために代価を支払うことを一切望まない。またいかなる条件も受け入れない」と述べました。
カコダカル委員長はこの日、インド最大の都市ムンバイで、「インドは核供給国グループがインドへの輸出制限を取り消すことを望んでいる。しかし、核供給国グループのインドに対する要求は2005年7月の印米民間用核エネルギー協力共同声明の内容に符合しなければならない」と述べました。
今月21日と22日、核供給国グループはインドへの核材料輸出制限を取り消すかどうかについて協議しました。一部の加盟国が付加条件の制定を堅持したため、会議は成果なしに終わりました。(翻訳:玉華)
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