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インドのシン首相は9日、「世界が直面している新しい脅威と課題に不安を感じている。インドはほかの国と共に、核拡散の防止と核兵器の全面的な削減に取組んでいきたい」と述べました。
これは、シン首相がニューデリーで行われた「核兵器のない世界へ」というテーマの国際会議の開幕式で述べたものです。その際、シン首相は「20年前、当時のラジブ・カンジー首相は国連総会で、『核兵器のない世界へ』というテーマの演説を発表し、国際社会がこれについて交渉を呼びかけ、2010年までに核兵器の徹底的に廃棄することについての協定に達した。しかし、今世界が直面している新しい脅威と課題に私はより不安を感じている。テロ勢力と過激勢力が核兵器を入手する可能性がますます大きくなっている」と語りました。
また、シン首相は「世界各国は、対話を通じて法的な効果を持つ協定を作り、規定の期限内に核兵器を処分すべきだ」と述べました。(翻訳:katsu)
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