アメリカのライス国務長官とポーランドのシルコスキ外相は20日、ワルシャワでポーランド領内でのミサイル防衛システム設置協定に調印しました。
ライス長官は協定調印でポーランド政府に感謝の意を表しました。
カチンスキ大統領は「ミサイル防衛システム設置協定の調印は任期中の主な課題であり、ポーランドとアメリカはいずれも目標を達成した」と述べました。
また、クリフ国防相は「協定は中・短距離ミサイル対応能力を強化し、ポーランドの安全保障を確保する」と述べました。
これを受け、ロシア外務省は声明を発表し、「東欧でのミサイル防衛システム配備はロシアに対抗するものであり、地域の安全保障の強化にはならず、不信を高め、欧州や世界の軍拡競争を引き起こすだけだ」と非難しました。 (ジョウ)
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