中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
露大統領、「米のMD配備計画は露に対抗するものだ」
   2008-08-16 14:30:49    cri
 ロシアのメドベージェフ大統領は15日、ロシア南部の都市ソチで、「アメリカが東ヨーロッパでミサイル防衛システム(MD)を配備する計画は、明らかにロシアを念頭に置いたものだ。一部の無法な国からの脅威を防ぐためだというのは嘘だ」と述べました。

 ロシアのメドベージェフ大統領はこの日、ロシアを訪問中のメルケル首相と会談した後、メディアに対し「ロシア軍当局は、アメリカがポーランドとチェコにミサイル防衛システムを配備する本当の目的を憂慮する」と語りました。一方、メルケル首相は、「アメリカと東ヨーロッパ諸国が結ぶミサイル防衛協定は、ロシアを標的にしたものではない」との考えを示しました。

 またこの日、ロシアのメルニコフ下院副議長は、「アメリカがポーランドにミサイル防衛システムを配備することは、ロシアの安全を脅かす。協定の調印は、ポーランドをロシアとアメリカの対立に巻き込む」と指摘しました。

 一方、アメリカは、再び自国の立場を表明しました。アメリカのライス国務長官は15日、グルジアの首都トビリシで、「アメリカがポーランドにミサイル防衛システムを配備するのは、ロシアを標的にするものではない」と述べました。また、ライス国務長官はグルジアのサーカシビリ大統領と会談した後、「ポーランドは、アメリカの同盟国だ。アメリカとポーランドは、両国間の枠組み内でミサイル防衛システムの配備に関する協定を結ぶ権利がある」との見解を示しました。(翻訳:洋)

  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |