中国国家エネルギー局の張国宝局長は18日、北京で、中国は世界第二のエネルギー生産国と消費国になったことを明らかにしました。
張国宝局長は、「2007年、中国の石炭、石油、天然ガスなどのエネルギーの生産量は世界全体の15.7%を占め、2000年に比べ、5.39ポイントの伸びとなった。これによって、中国は世界第二のエネルギー生産国になった」と語りました。
また、2007年、中国のエネルギー消費量は標準石炭に換算すると、26.5億トンになり、これは、世界第二のエネルギー消費国となっています。しかし、中国は人口が多いため、一人当たりの消費量は世界平均の62%にしか届いていません。
張国宝局長は、「中国のエネルギー供給はここ数年、すばらしい進展を遂げたが、先進国と比べて、まだ大きな開きがある。国家エネルギー局は今後、一連の措置により、多国間や二国間の協力メカニズムに参加し、中国経済の発展にともなう矛盾を緩和させ、最終的にはそれを解決していく」と表明しました。(翻訳:Yan)
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