アメリカのブッシュ大統領は16日の講演で、「ロシアのメドベージェフ大統領が南オセチアの停戦を目指す協定に調印したことは人々に希望をもたらす第1歩である。この協定を遵守するよう希望する」と述べました。
ブッシュ大統領はライス国務長官のフランスやグルジアの訪問状況についての報告を聞いたあと、「ロシアは必ずグルジアでの軍事行動を停止しなければならない。南オセチアとアブハジアはグルジアの一部分である。この問題で弁論する余地はない」と強調しました。
ロシアのマスコミの16日の報道によりますと、メドベージェフ大統領はすでに、フランスのサルコジ大統領と合意した南オセチア衝突の解決に関する六つの原則協定に調印しました。この協定の主な内容は、停戦、あらゆる軍隊を駐屯地に撤回すること、人道主義回廊を開通すること、ロシア平和維持部隊の地位、国家の安定的な発展措置を確定することなどが含まれています。(翻訳:董)
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