グルジア議会は14日、独立国家共同体を離脱する決議を採択した上で、独立国家共同体の枠組み内で調印した三つの協定から離脱すると発表しました。これに対して、この日、ロシアのメドベージェフ大統領は、南オセチアとアブハジアを支持すると表明しました。
グルジアの報道機関によりますと、グルジア議会は14日全会一致で、1991年12月に調印した独立国家共同体成立に関する協定、1993年1月調印した「独立国家共同体規約」、1993年9月に調印した独立国家共同体経済連盟条約から離脱すると発表しました。
ロシアのタス通信によりますと、ロシアのメドベージェフ大統領はこの日、グルジア南オセチア自治州の指導者と、アブハジア自治共和国のバガプシ大統領と会談しました。この二つの地区についてメドベージェフ大統領は、「ロシアは、南オセチア自治州住民とアブハジア自治共和国の国民が国連憲章やそのほかの国際文書に基づいて下したいかなる決定も支持する。また、コーカサス地区および世界での安全を保障する」と表明しました。(翻訳 朱丹陽)
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