グルジア軍は9日未明、南オセチア自治州の州都ツヒンバリを再び砲撃しました。国際社会は情勢の悪化に強い関心を寄せています。
ロシアのメドベージェフ大統領は9日、南オセチアの市民と現地に駐在しているロシアの平和維持部隊に人道支援を行うよう命じました。
国連安保理は8日午後、情勢悪化に対応するため、緊急会議を開き、安保理の常任理事国とグルジアの代表が参加して、ロシアが起草した声明の草案の具体的内容について検討しましたが、合意には達しませんでした。
中国外務省の秦剛報道官は9日、「中国は、グルジアの南オセチア地域の情勢悪化に非常に注目している」と述べ、関係各方面に対し自制を保ち、直ちに停戦するよう呼びかけました。
アメリカやポーランド、カザフスタンなども軍事行動を停止するよう関係各方面に呼びかけました。(翻訳:洋)
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