中国の温家宝首相は10日、北京五輪開会式に出席したフィンランドのバンハネン首相、オランダのバルケネンデ首相、アルバニアのベリシャ首相、ドイツのシュレーダー前首相とそれぞれ会談しました。
バンハネン首相と会談した際、温家宝首相は、「フィンランドはEU・欧州連合の中で、中国が最も信頼できる仲間である。中国はフィンランドと共に、相互尊重と互恵という原則の下で、両国関係を新たな段階に引き上げたい」と述べました。これに対し、バンハネン首相は、「フィンランドは中国と、ハイレベルの往来を保ち、科学技術開発分野での協力に重点を置くよう希望する」と語りました。
また、オランダのバルケネンデ首相との会談の中で、温家宝首相は、「ここ数年、中国とオランダは、各レベルの往来を保っており、政治的な相互信頼が深まった。中国はオランダと共に、両国の協力関係を通じてより多くの成果をあげることに努力していきたい」との考えを示しました。
バルケネンデ首相は、「オランダは、中国との対話と協力を強化し、共に全世界や地域の重要な問題に対応していきたい」と述べました。(翻訳:洋)
|