国連のシュタイナー事務次長は「中国は環境の改善において確かな成果をあげている」と8日、『ヨルダン日報』で発表した文章の中で述べ、北京五輪の大気問題を公正に扱うよう呼びかけました。
シュタイナー事務次長は、北京市の経済が二桁の成長スピードを維持していること、また中国が発展途上国として社会・経済・衛生・環境など解決しなければならない問題に直面していることを考慮した上で、「環境の改善で今の成果を収められたことは評価するに当たる」としています。
また、この文章の終わりに、「いま人類が『グリーン経済』を構築し、急速に悪化する気候と環境の問題に対処することは、差し迫った影響の大きいものである。五輪の開催がこうした思想の啓蒙と宣伝につながる」と結んでいます。(翻訳:黄恂恂)
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