7日夜から8日朝にかけて、グルジアの軍隊と同国の南オセチア自治州政府軍が、南オセチアの州都ツヒンバリの付近で、再び軍事衝突を起こし、およそ100人が死亡、50人が負傷しました。国際社会は南オセチアの情勢悪化に注目しています。
ロシア外務省の報道官は8日、グルジアが南オセチアへの攻撃を停止し、双方に対し交渉を再開するよう呼びかけるとともに、「南オセチアの流血事件の阻止に引き続き尽力していく」との考えを表明しました。また、ロシア連邦の北オセチア共和国政府は、南オセチアの州都がグルジアによる砲撃を受けたため、自主的に撤退した2000人を受け入れると発表しました。
米国務省のガレゴス報道官は7日、「悪化する南オセチア情勢に注目している。関係各方面は直ちに南オセチアへの武力行使を停止し、直接対話に乗り出すべきだ」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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