北京五輪聖火リレーの北京リレー組織委員会は、5日、「五輪聖火は6日に北京入りし、北京でのリレーが始まる」と発表しました。
それによりますと、聖火は5日夜、四川省から北京に運ばれます。聖火リレーは6日に、故宮の午門の前にある広場から始まり、18の区や県そして経済技術開発区を通過し、8日午前に101中学校の最終地点まで行われます。聖火はその後、国家体育場に運ばれ、北京五輪開会式で合流することになります。
8日までの三日間に走る841人の聖火ランナーの候補者には、バスケットボールのヤオミン(姚明)選手、射撃で中国五輪史上初の金メダリストとなった許海峰選手、トリノ冬季五輪のスケートショートトラックで金メダルを獲得した王濛選手のほか、ピアニストのラン・ラン(郎朗)さん、「宇宙英雄」と呼ばれている宇宙飛行士の楊利偉さん、そして、ボランティアで北京の英文字表示を訂正している外国の友人、台湾同胞、経済学者、さらに警察などの名が上がっています。
北京での聖火リレーの距離は38.92キロになり、8時間54分かけて行われます。(翻訳 朱丹陽)
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