アメリカの第2四半期の経済成長率が当初の目標に届かず、ガソリンの需要がここ3年で最低になったことを受けて、国際原油価格は31日、再び大幅に下落し、ニューヨーク市場の原油価格は1バレル＝124ドルまで下がりました。

　ニューヨーク商業取引所の9月渡しの軽質原油先物価格は一時、4.06ドル下落し、1バレル＝122.71ドルまで下がりましたが、1バレル＝124.08ドルの終値で取引を終え、前日より2.69ドル下落しました。ロンドン国際原油取引所の9月渡しの北海ブレント原油先物価格は3.12ドル下がり、1バレル＝123.98ドルの終値でした。

　ニューヨーク市場の原油先物価格は、7月11日の1バレル＝147.27ドルの最高値と比べ、これまでに15％以上下落しました。（翻訳：洋）