アメリカの景気後退懸念の高まりの影響から、その国内市場では燃料への需要量が減っていることを受けて、世界の原油価格は25日、引き続き下落しました。
ニューヨーク商業取引所の原油先物価格は、1バレルあたり123ドル台まで下がり、この7週間以来の最低を割りました。
この日、ニューヨーク商業取引所の9月渡しの軽油価格は、一時は122.50ドルまで下がり、終値は123.26ドルでした。またロンドン国際石油取引所の9月渡しの北海ブレント原油の先物価格は1.92ドル下がり、1バレル124.52ドルで取引されました。
原油価格の下落のもう一つの原因は、7月にOPECの原油日産量が6月より20万バレル増えると市場は予測していることから、投資者の原油供給への懸念が緩和されたことにあります。(翻訳 朱丹陽)
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