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FAO・国連食糧農業機関のジャック・ディウフ事務局長は21日ハバナで、「食糧価格の上昇は世界の飢饉状況を悪化させる要因だ」と語りました。
これはジャック・ディウフ事務局長がハバナ大学で講演したもので、「国際市場における食糧価格の上昇によって、世界中の飢饉人口は5000万人増えた。この情勢が続いていけば、飢饉人口はさらに増えるだろう」と語りました。
ジャック・ディウフ事務局長はさらに、「国際銀行や政府機関は農業に対する財政支援の約束を履行しておらず、これらの財政支援を増やさないばかりか、58%しか実現しなかった」と述べた後、「世界では、57の国は食糧価格の上昇に対応策を講じたものの、これはただの始まりであり、各国政府は政治色を強め、生産増加の戦略を策定してはじめて、このような情勢が変えられるだろう」と語りました。(07/22 翻訳者:Lin)
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