朝鮮の中央通信(KCNA)は10日、論評を発表し、「朝鮮半島で非核化を実現するには、『行動対行動』が重要であり、アメリカは朝鮮とともに義務を確実に履行すべきだ。朝鮮は今後、アメリカの行動を見守りながら対策を取っていく」と強調しました。
論評では、「朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の第2段階は新たな進展を見せており、朝鮮は、核計画に関する完全で正確な申告書を提出し、核施設の無能力化を80%以上実現した。また、核施設の冷却塔を爆破することで非核化に向けた誠意を世界に表した」と述べました。
中央通信の報道によれば、アメリカの一部強硬派が、朝鮮を「非常に偽装が上手な国」として、核計画申告書の検証やテロ支援国家指定解除の延期を政府に求めました。これについて論評では、「朝鮮の非核化を実現する意志や努力を歪曲したもの」と非難しました。(翻訳:鵬)
|