中国税関総署は8日、「北京オリンピック開催期間中に、中国税関は専用通路を開設し、国際オリンピック委員会の関係者や各国選手らとその荷物のいち早い通関に便宜を提供する」と発表しました。

　中国税関総署の盛光祖署長はこの日、オリンピックの安全保障サービスの提供をテーマとした全国税関宣誓会議で、「安全確保を前提に、全国の税関はオリンピックのための通関措置を実施し、その活動の効率を向上させ、優れたサービスを提供し、良好な通関の環境と雰囲気を構築する」と述べました。

　中国税関は現在、24時間体制の通関措置の準備を整えたということです。

　また、国内外の記者により良いサービスを提供するため、全国の税関では、報道用機材の出入国に関する情報管理システムを設けました。（翻訳：董）