中国国民党の呉伯雄主席は5日台北で、「海峡両岸週末チャーター便と大陸住民の台湾観光の実現は、両岸の互恵共栄を推進するための具体的な措置のひとつであり、両岸の平和発展への重要な一歩だ」と評価しました。
これは、大陸住民からなる台湾観光交流視察団を率いて台湾を訪れている大陸の海峡両岸観光交流協会の邵琪偉会長と会った際述べたものです。
呉伯雄主席はその中で、「週末チャーター便と大陸住民の台湾観光の実現によって、海峡両岸の交流はさらに大きな一歩を踏み出した。その意義は経済だけではなく、ますます増える接触を通じて、両岸同胞の相互理解が増進できることにある。大陸の住民が台湾に来て観光することによって、両岸同胞にある共通の血縁と文化を実感できる。これは誰も断ち切ることのできないものだ」と述べました。
これに対して、邵琪偉会長は、「大陸住民の台湾観光は今とても人気で、申し込みが殺到している。われわれは最大の努力を払ってこの事業に取り組んでいきたい」と語りました。(翻訳:周莉)
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