中国大陸の海峡両岸関係協会の陳雲林会長は13日、北京で、台湾の海峡交流基金会の江丙坤理事長との間で、海峡両岸チャーター便の運航と大陸住民の台湾観光に関する合意文書に調印しました。
それによりますと、両岸を結ぶ週末チャーター便は毎週の金曜日から翌週の月曜日にかけての4日間です。来月4日から正式に実施されます。大陸側はまず北京、上海(浦東)、広州、アモイ、南京の各空港を開放し、その後成都、重慶、杭州などを順次開放することに同意し、台湾側は桃園、高雄小港、台中清泉崗など8つの空港を開放することに同意しました。双方は、初めの段階では毎週それぞれ18往復、合わせて36往復を運航することで合意しました。
また、双方は両岸間の定期直行便や週末の貨物便についても出来るだけ早く協議し、共通認識に達することで合意しました。
一方、大陸住民の台湾観光については、団体旅行の方式で実施することや手続きの簡素化などで合意しました。また、「協定」の付属文書に基づいて、大陸住民の台湾観光団は7月18日から正式にスタートします。(翻訳:玉華)
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