中国四川省では、地震のため延期されていた大学入学統一試験が3日から実施されます。
四川省の教育部門によりますと、受験生9万6000人のうち8万2000人余りが仮設の試験場で受験するということです。被災地の一つである都江堰市では、被害を受けなかった校舎で試験を実施しますが、廊下に緊急避難所の案内標識を設置するなどの安全対策を取っているということです。
写真は、地震被災地の綿陽市出身の杜開程さん。地震で足を骨折し、湖北省の武漢市で治療を受けていたが、人生に一度しかない大学入学試験をぜひ受けようと車椅子で故郷に戻った。
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