世界最大のワクチン製造企業であるサノフィパスツール社はこのほど、今後3年以内に全世界の鳥インフルエンザワクチンを備蓄するために、WHO(世界保健機関)に6000万剤のH5N1ワクチンを寄付しました。
サノフィパスツール社北京支社によりますと、寄付したワクチンは主に発展途上国の鳥インフルエンザワクチンとして備蓄されます。
2007年4月、サノフィパスツール社が生産したH5N1ワクチンはアメリカでの販売が許可され、また、世界で販売許可された初のヒト用鳥インフルエンザワクチンでもあります。