中国国家体育場「鳥の巣」は4年余りの建設を経て、28日に正式に竣工しました。世界で最も大きい鋼構造の建築物です。
「鳥の巣」は、北京オリンピックのメインスタジアムで、開閉幕式も行われ、10万人近くの観客を収容することができます。スタジアムの全体は楕円形をしており、傍から見ると、馬の鞍(くら)の形になります。観客席は、上、中、下という3階に別れ、内部には1本の柱もないため、観客の視線が遮られることはありません。このスタジアムを建てるには、中国が自主開発した新型鋼材料を合わせて11万トン使われました。
(翻訳:洋)
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