イランのジャリリ最高安全保障委員会事務局長は21日、「イランは、互いに利益があるという原則に基づいて、関係各国とイラン核問題について交渉したい」と述べました。
ジャリリ事務局長はこの日の談話で「イランが関係各国と交渉を再開することは、中東地域および世界の平和、安定と安全を促進する上で大切なチャンスとなる。6カ国が提出した新見返り案とイランの一括生産案との共通点を重点的に討議することは、イランとEUの協力およびこの地域と世界の情勢の安定にプラスとなる」と述べました。
またイラン政府のエルハム報道官は21日、「イランは新見返り案を真剣に考慮した後回答するが、この回答とこれからの交渉は、ウラン濃縮活動の停止には関係がない」と述べました。
イラン・イスラム革命防衛隊のジャファリ司令官はこの日、「イラン武装部隊は、各施設へのいかなる打撃に反撃する準備を整えており、国家の利益を守る」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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