北京で16日に開催された『2008年中国ラジオ・映画・テレビ発展レポート』(国家ラジオ・映画・テレビ総局の青書)についての記者会見で、中国映画の2007年の興行収入が33億2700万元だったことが明らかになった。
青書によると、中国では昨年、フィクションの映画が402本作られ、2006年より21.82%増加し、デジタル映画は197本作られた。国内市場での興行収入は33億2700万元で、2006年に比べて26.98%増え、5年続けて20%以上の伸び率を維持した。
中国映画の海外販売収入(興行収入を含む)は20億2000万元、国内の各映画チャンネルの映画放送の収入は13億7900万元だった。この3つの分野の映画の総合利益は67億2600万元に上り、2006年より17.38%以上も伸びた。
(ン馬)小剛(フォン・シャオガン)監督の映画『集結号(アセンブリー)』の成功は、中国製の映画が一時的な困難を経、しだいに従来の枠を突破して成熟していく様子を示しているかのようだ。『集結号』の制作には2つの銀行から1億元の「無担保ローン」を借り受け、国内映画業界の先駆けとなった。
そのほかにもラジオ・映画・テレビ産業発展の面では、2007年の総収入は前年より19.65%多い1383億6600万元だった。「チャイナネット」
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