シャロンが地震発言で謝罪、中国国民の非難続く
「四川大地震はチベット問題の報いだ」と発言したハリウッド女優のシャロン・ストーンは、非難を浴びる中、28日イメージキャラクターを務める仏ディオール社にマネージャーを通じて謝罪文を送りました。
その謝罪文では、「私の誤った発言で中国人に悲しみと怒りを与えたことを、深くお詫びします」と述べ、積極的に救援活動に参加したいとも語ったということです。しかし、この謝罪に対して、中国の一般市民は「謝っても許せない」「謝罪は受け入れられない」などと述べ、非難は止みそうにもありません。(翻訳:コオリ・ミン)
「地震はカルマ?」 シャロン・ストーンの発言で非難
米国の人気女優、シャロン・ストーンは24日、カンヌ国際映画祭のインタビューで、中国の「5・12」大地震を「興味深い」とし、「四川大地震は中国人の因果応報」と言った。この発言に中国各方面の人たちは怒りを込めて強く非難している。
香港有線テレビ局が、「中国の地震のことは知っていますか」とシャロン・ストーンにたずねると、彼女はその場の人が驚くような発言をした。
「興味深いですね。最初に、中国のチベット人に対する態度は好ましく思っていません。誰かがほかの人に対して思いやりがないということが好きじゃないですから。それで北京オリンピックをどう捉えるべきか考えていました。彼らはダライ・ラマに対して思いやりがない。ダライ・ラマは私の友達の一人です。北京五輪をどうとらえるかということには関心がありました。地震が起こったのはカルマかしら。よくないことをしたから悪いことが起こった」
この言論に対して、ネットでは「驚きと怒り」を感じたという書き込みが多く、内外の芸能人も厳しく非難している。
中国の大陸の多くの映画館は27日、シャロン・ストーンが出演している映画や、今後演じる映画の全てを上演しないと発表した。
「チャイナネット」より
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