中国大陸の海峡両岸関係協会と台湾の海峡両岸交流基金会の責任者は12日北京で、「今回の協議で、週末のチャター便開設や大陸住民の台湾観光実現などについて一早く協議に達成するよう期待する」と表明し合いました。

　この日に行なわれた協議の席上、大陸の海峡両岸関係協会の陳雲林会長は、「新しい情勢での協議は、両岸関係の平和な発展という方向性をしっかりと把握するべきだ。我々は互いに信頼し合い、共通点を求め、相違点を残し、共栄という精神に基づいて、平等な交渉を通じて、両岸同胞が関心を寄せる問題を解決していく」と述べました。

　これに対し、台湾の海峡両岸交流基金会の江丙坤理事長は「最近、海峡両岸が見せた善意に溢れる雰囲気の中で、我々は、すでに相互信頼関係をうち立て、両岸間の交渉と交流の架け橋となり、長期的で平和と安定した両岸関係確立の基礎を築いていく」と述べました。（翻訳：董）