四川大地震を記念するため、現在、中国では被災地に、「ブン川地震博物館」を建設することを計画しています。四川省文物局、地震局の専門家からなるグループは4日午前、被災状況が深刻だった都江堰市を視察し、「ブン川地震博物館」の建設候補地を選定する作業を開始しました。
四川省文物局の除栄旋局長は記者のインタビューに答え、「専門家グループは今後3日間で、都江堰、綿竹、什ホウ、北川、青川などの被災地を訪れる予定だ。その後、関連の報告書を作成し、四川省政府に提出する」と述べました。
これと同時に、四川省文物局の専門家は、地震文物の募集活動も開始しています。募集しているのは、ガレキに埋もれたカバンや犠牲者の形見など、地震発生を証明する文物のほか、中国が一致団結して災害救援に尽力したことを実証する資料などです。(翻訳:洋)
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