フランスのフィヨン首相は29日フランスを訪れたロシアのプーチン首相と会談し、今年下半期にEUの議長国を務める機関に、フランスはEU(欧州連合)とロシアの戦略的パートナーシップの構築に努めて行くとの姿勢を表明しました。
フィヨン首相はこの日午後、プーチン首相との会談後の記者会見で、「フランスは強大で繁栄し、かつ民主的なロシアと長期的なパートナーシーップを構築することを希望している」としたあと、EUとロシアとのエネルギー分野での相互の依存関係を強調し、EUとロシアの関係が緩和し、経済と戦略などの分野で相互信頼を打ちたて、戦略的パートナーシップの構築を通じて双方の接近を具現するよう期待しました。
これに対しプーチン首相は、「今回は首相就任以来初めてのフランス訪問であり、これはフランスやEUとの関係発展をロシアが重視していることを示すものだ。ロシアとEUとは根本的利益では矛盾はなく、双方は政治上相互に信頼すべきだ」と述べました。
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