セルビアは29日ルクセンブルクでEU・欧州連合との「安定化・連合協定」に正式に調印しました。これはセルビアがEU加盟に向けて踏み出した重要な一歩だと見られています。
しかし、この協定の調印はセルビアの一部政党の反対を受けています。セルビア臨時内閣のコシュトニツァ首相は「この協定はセルビア憲法に違反した反国家的なものだ」と非難しました。また新セルビア党は声明を発表し「この協定の調印はコソボの独立を認めることを意味している」と述べました。そして最大の野党・セルビア急進党は議会でタディッチ大統領を罷免する決議を採択すると警告しています。
(翻訳:黄競)
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