6月1日の国際児童デーが近づき、北京市の中国共産主義青年団委員会と少年先鋒隊工作委員会は4人の被災地の児童を北京に招きました。児童たちは首都の児童と一緒に、特別な祝日を迎えることになります。今回のイベントの目的は、児童たちに、困難を乗り越えて、美しい未来を築く勇気と信念を与えることです。
4人の児童は、6月2日に故郷に戻る予定です。北京での滞在期間中、児童たちは、北京の児童とグループ別に、授業に参加するほか、故宮、オリンピックスタジアム、北京科学技術館、北京動物園、水族館などを見学します。(翻訳:洋)
被災地の児童に手紙を
被災地の児童たちを支援する「抱擁行動」が全国で行われています。それに伴なって、全国各地の児童が被災地の児童に手紙を送る運動が盛んになっています。
四川省彭州市龍門山鎮のある小学校では、4列に並んだ仮設教室で900人ほどの児童が勉強しています。学長の周世樹さんは、「児童節の日に、各地の児童から届いた手紙を同じ年齢の児童に渡す予定だ。また、ここの児童が全国の児童と友達になれるよう返事の手紙を書かせるようにしている。みんな手紙が届くのを楽しみにしている。それを読んだらきっと慰められると思う」と話しています。(翻訳:閣)
広東の仏山市、被災地の児童にプレゼントを準備
6月1日は、「国際児童デー」です。広東省の仏山テレビ局は、29日、「愛の小包が愛を包む」というイベントを始めました。
イベントには多くの市民が応じ、午前中だけで1000個あまりの支援物資を入れたリュックがテレビ局に届きました。リュックには、文房具や、辞典、玩具のほか、励ましの言葉などが書かれたカードも入っています。リュックは四川大地震の被災地の児童に届けられます。
このイベントは、仏山市の慈善会、メディアグループ、テレビ局、四川交通ラジオ局が共催したもので、30日までに1万個のリュックを募集する予定です。(翻訳 朱丹陽)
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