中国国営の新華社通信は27日論評を発表し、「ダライ・ラマがいわゆる『中国人権問題聴問会』で証言することはでたらめだ」としています。
ここ数日、イギリス議会外交委員会はいわゆる「中国人権問題聴問会」なるものを開催し、ダライ・ラマの出席を要請しています。
論評は、「四川大地震の震源地は、四川省アバ・チベット族チャン族自治州にあり、55%の住民はチベット族である。地震発生後、中国政府は、直ちに救援活動を組織し、被災情報を公開し、国家追悼日の形で死者を哀悼した。これらの措置は、中国政府が人権を尊重することを物語っている。一方、ダライ・ラマは欧州各国を訪れ、無責任な言論を発表している」と指摘しました。
論評はまた、「ダライ・ラマはこの時期、祖国を分裂しようとする活動をやめ、中央政府との接触に新しい条件を作るべきだ。しかし、事実が表明しているように、ダライ・ラマは分裂活動を続けている。『人権』は分裂活動を行う口実だけだ」としています。(翻訳:ooeiei)
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