中国水利省震災救援指揮センターによりますと、今回の大地震による山崩れなどで出来た堰止め湖33ヶ所の内、7ヶ所では危険状態が排除されたものの、唐家山にある堰止め湖はなおも危険状態にあることが分かりました。
これら33ヶ所の堰止め湖は、主に四川省の北川県、綿竹県、什ホウ県に集中しており、その水位は高くなる一方で、最も危険な状態にあるのが唐家山の堰止め湖です。
専門家は、いまは季節的には増水期に入っていることから、堰止め湖が決壊すればひどい被害が起きる恐れがあるとの認識を示しました。水利省は、これら専門家の提案に基づき、迅速に応急対策を策定して被害を最小限に食い止めることに取り組んでいます。(翻訳:李軼豪)
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