中国環境保護省の呉暁青次官は23日北京で、「四川大地震が発生した被災地では、今のところ、重大な環境破壊事故は発生していない」と述べました。
これは呉暁青次官がこの日、国務院報道弁公室が行った記者会見で述べたものです。呉次官によりますと、大地震発生後、環境保護部門は直ちに被災地の重要な汚染源に対して調査を行い、環境に影響を及ぼす危険な要因を取り除いた。環境保護省はまた、ただちに原子力と放射性物質に関する緊急対策を講じて、専門家チームを現地に派遣し、環境モニタリングを行った。検査の結果、放射性物質の環境への漏れはなく、核施設の安全を確認したということです。
呉次官はまた、22日現在、被災地周辺の飲用水水源地の水質の指標はほぼ基準に合格していることを明らかにしました。(翻訳:周莉)
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