四川大地震の被災地を視察している李克強副首相は21日、「疫病の防止を強化し、伝染病の発生を何としてでも防がなくてはならない」と強調しました。
李克強副首相は、「いまは、まず被災地の生活で、とくに必要となるテント、食品、医薬品などの輸送を確保し、救援物資が被害を受けたすべての地区に届くようにしなければならない」と述べました。
その上で「救援活動を、疫病と2次災害の防止と共に行い、生活の保障を、生産の回復や地元の復興とを結び付けて活動を展開すべきだ」と強調しました。