中国の工学アカデミーに当たる中国工程院は21日北京で、一部の会員など専門家が参加する人間と家畜が共にかかる疾病の発生と流行に関するシンポジウムを開きました。
シンポジウムのあと、専門家の率いる医療チームがただちに被災地に向かい、地元の衛生防疫活動を指導します。
地震で死亡した家禽や野生動物などは、人間と家禽が共にかかる疾病発生の源になる可能性があります。これについてシンポジウム出席した専門家は「四川大地震の被災地における動物管理を強化しなければならない。死亡した動物は動物防疫の関係者が責任を持って埋めたり、焼却したりするべきだ。関係部門は蚊などの防止対策を取り、児童には蚊帳を提供し、B型日本脳炎などの伝染病を防止する必要がある」と強調しました。
現在、中国の救援チームは被災地のすべての県と郷での防疫活動を始めていますが、今の所、被災地では重大な伝染病や突発公共衛生事件の報告はありません。(翻訳:katsu)
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