生存率が大幅に低下するといわれる「被災後72時間」がすでに経過しましたが、四川省では120時間以上も生き埋めとなっていた人が次々と救出されています。現在、現地での救援活動はまだ続いています。
5月19日午前11時、済南軍区が派遣した救援隊は四川省青川県紅光郷と石バイ郷の境で、164時間も生き埋めとなっていた56歳の王春邦さんを発見しました。彼とともに発見されたのは6人の遺体でした。写真は治療を受けている王春邦さん。
5月18日夜8時10分、山東省公安消防隊が派遣した救援隊は56時間の捜索によって、ブン川県映秀鎮の倒壊した発電所で149時間40分間、生き埋めとなっていた虞錦華さんを救出しました。
5月18日9時15分、救援隊は四川省北川県の倒壊した病院で、139時間生き埋めとなっていた男性医師、唐雄さん(33歳)を救出しました。救出されたときは、けがをしていたものの、意思ははっきりしていたということです。
5月17日17時12分、125時間生き埋めとなっていた蒋雨航さん(20歳)が映秀鎮で救出されました。蒋雨航さんの母親は、はるばる貴州省から映秀鎮に到着したばかりでした。救出された息子を前に、母親は涙を流して喜んでいました。
5月17日18時18分、124時間も生き埋めとなっていた卞コウ芬さん(31歳)が救出されました。発見された時、彼女は「有難う」と回りの人に言いました。
5月17日、123時間も生き埋めとなっていた周志さんが救出されました。彼はすぐに病院に送られ、治療を受けました。(翻訳:トウ徳花)
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