四川大地震の被災地を視察し被害者を見舞うため、胡錦涛国家主席は16日午前10時半、震源地に近い綿陽市に到着しました。地震発生当日から現地で救援活動の指揮をとっている温家宝首相から状況を聞いて、ただちに被害の大きい北川県に向いました。
胡錦涛主席は、現地に向かう特別機の中で「地震の救援活動は、いま、最も厳しいときにある。寸秒を争って最大限の努力をしなければならない」と強調しました。
その上で「地震発生後72時間という人命救助に大事な時間が過ぎたが、人の命を救うことに全力をあげなければならない。同時に、負傷者の救助や交通・通信・電力などの復旧を急ぎ、民衆の生活を保障しなければならない」と述べました。(翻訳:鵬)
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